人工惑星/プラントプラネット 

 緑と工業地帯だけの小さな人工惑星。この星を作った知的生命が住む星にあらゆる物質を供給している。第3惑星から1光秒ほどの距離にあるせいか、惑星連合からの見学者が後を絶たない。観光のためのサイクリングコースやジョギングコースなども整備されているという。

 小さな天体を自転車や徒歩で一周できたら面白いだろうな、という発想からこの絵を描きました。因みに、蜂(ミツバチ)は機械設備のメンテナンスを担うドローンです。

探査/月面

 1億5000万年前、地球上に「人類」と呼ばれる知的生命が存在した。彼らは隕石の衝突により全滅したと言われている。私が乗っているこの探査車の外観は、その人類の頭部を忠実に再現したものだ。
 この探査車で謎の石柱を調査中、偶然にも人類の足跡を発見した。こんなところにまで人類が来ていたかと思うと、一瞬、不思議な感覚に囚われた。

助手A 『博士、あれを…  黒い石柱からヒトらしきものが・・・』
博士 『何っ!!、うわっぁ!!!』
助手B 『どうしました、博士!』