キノの旅/廃墟

 出版社のイラストコンテストに応募しようと描きました。どのタイトルを描こうかと古書店に行って探したところ、たまたま目の付いたのがこのタイトルでした。読むのは正直言って腰が引けたのですが、読み出すと案外サラッと読めました。背景の町は、1巻の「多数決の国」を何となくイメージしています。

サイクリング(3)

 累積走行距離1000km達成。写真は、「1007.8km」と表示されている。「1000」ちょうどで撮ろうと思っていたのを忘れてしまった…
 このメーターを購入してから2年3ヶ月が経っているが、こんなペースで、「趣味」の欄に「サイクリング」と書くのは厚かましいだろうか? 2000km達成がいつになるのか楽しみだ。

 アイデアスケッチをしてから3年ほど経っています^^; 塩漬け状態になったアイデアも、いつかは具体化できると実感することができました。子供たちが取り合うものを肉にしようか迷ったのですが、姪の好きな麩(ふ)にしてみました。レスリング部分は、戦うイメージを強調するために描いています。

人工惑星/プラントプラネット 

 緑と工業地帯だけの小さな人工惑星。この星を作った知的生命が住む星にあらゆる物質を供給している。第3惑星から1光秒ほどの距離にあるせいか、惑星連合からの見学者が後を絶たない。観光のためのサイクリングコースやジョギングコースなども整備されているという。

 小さな天体を自転車や徒歩で一周できたら面白いだろうな、という発想からこの絵を描きました。因みに、蜂(ミツバチ)は機械設備のメンテナンスを担うドローンです。

探査/月面

 1億5000万年前、地球上に「人類」と呼ばれる知的生命が存在した。彼らは隕石の衝突により全滅したと言われている。私が乗っているこの探査車の外観は、その人類の頭部を忠実に再現したものだ。
 この探査車で謎の石柱を調査中、偶然にも人類の足跡を発見した。こんなところにまで人類が来ていたかと思うと、一瞬、不思議な感覚に囚われた。

助手A 『博士、あれを…  黒い石柱からヒトらしきものが・・・』
博士 『何っ!!、うわっぁ!!!』
助手B 『どうしました、博士!』

柊(ひいらぎ)

 うちの小さな生垣には柊が植えてある。この柊は前の住人が置いていったもので、毎年11月頃、良い匂いの花が咲く。ここに越して来て丸10年になるが、柊がこんなに実を付けたのを初めて見た。(野鳥がこの実を食べるために、柊に止まるのも初めて見た。葉のトゲが当たって痛くないのだろうか。)